ElMundoPequeño

Un mundo pequeño

20代ゆとりが8年越しにアルゼンチン移住し赤裸々に綴る。本当に世界は小さい。

最近のこと、アルゼンチンのこと。

Hola!

 

最近は仕事やら忙しくブログを書けませんでした。

どちらかというとネタはあるのにめんどくさくて書いていなかった…と素直に言ってみます。

 

そんなこんなで4月から今日まで何をしたかちょっとメモ程度に書いていこうかなと思います。

4月は日本文化フェスティバルに五輪音頭のサポートをしました。

つい最近ですと、フェリア・デ・リブロへ行ってきました。

毎年行われる本の展覧会、即販売会なのですが、本当に大規模で。

2年前の留学時にも行ったことがあるのですが、なかなか大きい会場ですのですべてを回るのは疲れますし、ただでさえスペイン語だらけが、本はスペイン語で書いてあるので頭がだんだん痛くなります(笑)

日本大使館ブースもあり、今週末の6日には日本文学とアルゼンチン文学の講演会があるそうです。

大手新聞会社で取り上げられましたよ、日本大使館ブース!

アルゼンチンのおませなマファルダちゃんが日本語の本になって、ということで取り上げられたみたい。

www.lanacion.com.ar

私は本当にマファルダちゃん愛の人間です。

大学時代は日本語版のマファルダの本があると知ったあと、大学の図書館でその本を購入し貸し出しできるシステムがあることを利用し申請。

うちの母校には原本のマファルダちゃんはないけど、日本語版のマファルダちゃんが1巻、2巻とあるのです!

たぶんなかなかない話だと思うので、母校の後輩ちゃんはしっかりマファルダちゃんを読んで少しでもアルゼンチンのことを近くに感じてもらえればいいなー。

私自身でもいつか購入しよう…!

なんていったって、展覧会は本の販売だけじゃなくって、スペイン語の読めない外人にやさしい講演会もあるので、音楽の生演奏など、楽しめることが割とあります。

入場料はちょっとお高めですが、世界規模の展覧会なので今回はゆっくり行ったせいもあり、ずいぶん楽しめました。

ブエノスアイレスの市内イラストブックとアルゼンチンの伝記的な本二冊を購入。

領収書をもらうのを忘れ、70ペソのディスカウントチケットをもらい損ねました。

最近、アジア人に厳しいアルゼンチン人で扱いが悪く感じます…慣れたからなのかな。

 

最近は政治や経済の話が厳しいアルゼンチンです。

デモは続くし、中絶の件もまだまだだし、公共料金の値上げも。

5月にはついに地下鉄も7.50ペソから11.50ペソの値上げになりましたね。

そうすると今までバスのほうが9.50ペソで高かったのが地下鉄の値上げで安くなったのでまたバスの利用者が増えました。

4月初めのころは1ドル20ペソほどが、現在23.30ペソ…

よく、メルカドリブレなどという「楽天」と「メルカリ」の二つを組み合わせた通販サイトを利用していますが、

先週購入したドレッサー、1330ペソが今日見たら2100ペソに値上がりしていました。

また、そのほか商品が停止状態=ドルの高騰で値段が決められない状態で大変混乱しているようで。

さすがにこれを目の当たりにすると「怖い」印象を受けます。

本当にこれからどうやって生きていくのか、何とかなるのか。

旦那がしまいには「モノを売って生活する」なんか言うから、さらに不安に。

その時は外貨(貯金)を使って生活しなければならなくなるのか、と思うと、

また昔にあったデフォルトが起こるのではないのか、軍事政権よりかはましか?と思いながらアルゼンチンの状況をぼーっと眺めるしか方法がない。

どうしたものか。

インスタには1ドルと100ペソ紙幣をニヤニヤした顔の男性が持っていて、「ああ、いつか1ドルが100ペソになるのかな、そんなだったらもうどうやって人は生活するのだろうか。」なーんて、できない想像をしてしまいます。

着々と進むインフレ、国民同士の混乱といがみ、ひがみが続くのだろうな、と。

格差が進むことで今の政権も前の政権も否定してどっちもどっちな状態に。

下手にアルゼンチンの政治・経済状況に外国人が首を突っ込むと大変なことになるので、いくら反対意見が言いたくても口を堅く閉ざして、「うん、そっかー」と答える毎日です。

旦那くらいだね、くそーっていえるのは(笑)