日本への一時帰国
Hola!
海外移住で考えるのが「一時帰国」だと思います。
他の海外移住者の人はどのくらいの頻度で一時帰国しているのかな…
だいたいアルゼンチンのように遠い国だとしょっちゅうは帰れないし、でも航空券も安くないやん…
私が「一時帰国」する理由を少し共有、トランジット観光なども含めてご紹介します。
アルゼンチンから日本の航空券金額って。
アルゼンチンから日本への航空券って最安値で
往復は
11万円から
片道は
75000円ほど。
でもだいたいこの「最安値」な航空券って絶対買えないものなので普通は
往復で14万
片道で10万
が安くて普通の値段だと思います。
一般的な値段だと20万は普通にかかります。
そうすると往復航空券と片道航空券では4万円しか差額がないのです。
多分ほかの国ではまぁ、4万ぐらい、だとは思いますが、
最低の低品質エコノミーでも14万する航空券。
アルゼンチンから日本への距離を考えるとなかなか大きい金額です。
私が「一時帰国」する理由
その4万円が惜しくって1年有効期限付きまたは復路日付変更可能の往復航空券を購入しています。
往復航空券を購入すれば
1年に1回は必ず日本へ一時帰国することができるのです。
もったいない症候群の私は片道だけつかう往復航空券は無駄でしかありません。
なのでとにかく両方とも使うように努力、しています。
私の航空券の条件
私が購入する航空券は
・航空券自体が実質18万以下
・復路日付の変更が可能なもの（手数料は考慮済み）
・トランジット時間が長めのもの
航空券自体が実質18万以下なのはただ単に安い航空券で日本とアルゼンチンを行き来したいだけ。
でもこの18万以下っていう数字はそれなりの理由があります。
11万じゃなくって18万がめあす
まず、11万の航空券はない。
だいたい13万くらいの見積りで出てくるのが一般的なんです。
だって、航空券には空港使用料や燃料サーチャージ、税金などが含まれます。
そうするといくら11万って出ていても13万ぐらいになるのは当たり前なんです。
私の経験上、最安値で購入した航空券は13万でした。
基本的には20万を見込んでの18万の航空券
復路日付の変更が可能なもの（手数料は考慮済み）なのは復路は6ヶ月後だとわりに合わないので約1年後に戻れる航空券を考えます。
例えば日本出発日が2月3日だとすればその航空券は2月3日までに日本へ到着すればいいのです。
なーんだ、じゃぁ来年の2月3日に到着するような航空券を復路に設定して購入すればいいじゃん！なんて思ったら大間違い。
基本的に購入時から6ヶ月以上先の復路日付予約はできないので仮予約をする必要があります。
それは航空券販売サイト、代理店でも同様。
来年の予定は出てこないので無理なんです。
仮予約した復路日付が近づいて来たら…
仮予約した復路日付が近づいて来たら復路日付変更を各航空会社にお問い合わせして変更します。
しかし！ここも要注意！
復路日付変更は無料でできる航空会社やチケットもあるが、基本的に有料であることを考慮に入れるべきなのです！
一般的に変更手数料は1万5千から3万が一般的。
それを含めての18万円なのです。手数料も考えると20万はしますから結局同じ値段になるわけですね。
トランジット時間があえて長いフライトで観光も
そして、トランジット時間が長めのもの。
何よりアルゼンチン、日本から地球の裏側に位置するので経由地がたくさんあります。
主な経由地といえば アメリカ回り と ヨーロッパ回り でしょうか。
アメリカ回りであれば 日本→アメリカ→アルゼンチンが最短ルート。
乗り換え一回パターンです。
またヨーロッパ回りだと 日本→ヨーロッパ（パリやアムステルダム）→アルゼンチンルート。
安さによって乗り換えが１回よりも2回、3回と増えていきます。
それに加えてトランジット時間が5時間を超えるものを探します。
そうすればトランジット先の地域でミニ観光もできて、一石二鳥なのです！
トランジット先での観光は追加料金が発生しませんし、時間さえあればどこへでも遊びに行けるのが魅力ですよね。
よく使う格安航空券サイト
航空券を買う際に事前にチェックするアプリ・サイトがあります。
スカイスキャナーとHopperというサイト。
こちらで最安値がいくらでどの日付で安いのか確認できます！
https://www.hopper.com/www.skyscanner.jp
ここで見ておくのは安い日付。
それを踏まえて下記の航空券サイトで再度検索するのが私のやり方…
そして私が良く利用する格安航空券サイトはこの3つ。
HIS
大手観光代理店ですので対応が親切・丁寧。日本語で対応してくれるので少し不安がある場合やよくわからない時相談にも乗ってくれるので安心です。
ただコスパはその安心料を含めた値段になるので少しお高め。
エアトリ
旧DENAトラベルです。
復路日付変更可能チケットの販売も行っているので安心です。
前はHISより安かったのですが最近ちょっと高いかも。
比較して利用するのがいいですね。
Expedia
悪名高きエクスペディアです。
それなのに格安でびっくり！
他のサイトでは18万、20万と出ている中で16万の航空券が…
今回日本→アルゼンチンに戻る航空券を購入しましたので何事もないことを祈ります…
よく使う航空社と主なトランジット先
アメリカン航空 乗り換え1回から
トランジット先は基本的にDFW（ダラス空港）
成田出発、ダラスまでは８時間から11時間。
ダラスからブエノスアイレスまでも同じくらいです。
安かったので購入しましたがトランジット先のダラスは何もないで有名でしたし、時間もなかったのでトランジット観光はしませんでした。
KLM航空とエールフランス航空 乗り換え1回から
トランジット先は主にKLM航空のオランダ・アムステルダム
またはエールフランス航空のフランス・パリです。
オランダ・アムステルダムにはトランジットではなくストップオーバーして観光しました。
そこではアンネフランクの家、ハイネケン博物館、運河ツアーなどに参加しました。
またフランス・パリは11時間のトランジットで、
凱旋門、オペラ座、ノートルダム寺院など観光できましたよ♪
LATAM航空 乗り換え2回から
南米系列の航空会社でアメリカから南米へのフライトが多いようす。
トランジット先は基本的にJALの合同運航でロスアンゼルスまたはマイアミを経由。
その次にLATAM航空のトランジット先にペルーのリマまたはチリのサンティアゴが多い。
今回購入した航空券はロスアンゼルスには4時間半から5時間のトランジット。
ロスアンゼルスはトランジットがよく混み合うと評判なので2時間などの短いものは省き、トランジット観光もしないつもりです。
ただ復路が18時間だったかな？ちょっと外に出てみようかな、と思います。
そして南米にはそれぞれ、チリのサンティアゴで10時間、ペルーのリマ15時間あるので楽しんで来ようと思います。
アエロメキシコ 乗り換え1回から
アエロメキシコは基本的にANAとの合同運航ですが乗り換え最短1回でアルゼンチンに行けます。
トランジット先は主にメキシコシティ。
長いもので20時間のトランジットが18万だったかな。ありました。
イベリア航空 乗り換え1、2回から
イベリア航空はヨーロッパ回り、スペイン経由です。
トランジット先はマドリッド。
15時間ほどのマドリッド経由が17万ほどでありました。
カタール航空 乗り換え1回から
中東方面を回る航空会社。
基本的にトランジット先はドーハですが、ドーハは何もないで有名。
私はスペイン・バルセロナへの旅行にドーハ乗り換えしましたが時間もなければ魅力もないドーハにトランジット観光はしませんでした…
エチオピア航空 乗り換え2回から
アフリカ系列の航空会社。
なので経由地はもちろんアフリカ。
ただ韓国あたりで一度止まったりよくわからないので止めました。
それに預入荷物の超過料金が他の航空会社より高いので×。
だから「一時帰国」する
幸福なことに現在勤めている会社は理解があり、一時帰国を認めてくださります。
（まぁ、有給休暇としてですから休みは一時帰国でなくなります）
一人っ子の私はやっぱり親は捨てられない存在。
1年に1回は帰りたい欲望を満たしてくれるのは往復航空券でした。
加えてトランジット観光も醍醐味です。
一時帰国する間に2か国ほど回れるなんていい話です。
有効活用しないわけにはいかないので同じ料金ならトランジットの長いフライトを探します。
そうすれば自動的に航空券が安くなることもありますし…
アルゼンチンの平均収入から考えると1年に1回一時帰国しようと思うのはかなり贅沢です。
うまく航空券の特性を抑えて一時帰国に利用すると本当に便利です。
アルゼンチンだから、うまく利用したいものです。
まぁ、まだ（旦那はいるけどいろんな意味で）独り身ですし、子供ができたらそんなことを言ってられなくなるんだろうな…
今だけ、今だけ。
もっと世界が小さくなればいいのに、と思う毎日です…
