ElMundoPequeño

Un mundo pequeño

20代ゆとりが8年越しにアルゼンチン移住し赤裸々に綴る。本当に世界は小さい。

La Noche de los Museosに行ってきた!2018年

Hola!

先日は夜の博物館、La Noche de los Museosに行ってまいりました~!

あいにくの雨でしたが、見どころたくさん!晴れていたらもっと楽しかっただろうに!
とちょっと悔やまれる場所もありますが、楽しめました!

ダイジェストにいろいろお伝えしていこうと思います♪

 

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La Noche de los Museosとは

15年の歴史のある「夜の博物館」

ブエノスアイレス市内の博物館や公共の建物に無料で入ることができるイベントで、
期間中の20時から夜中3時まではバスや地下鉄などの
公共交通機関が無料で利用できる、
年に1度のイベントなのです。

 

一度私自身も2015年に体験し、感動しました!

世界的にも行われている「夜の博物館」

アルゼンチンではまた一味違った博物館を楽しむことができます。

 

今回行った博物館や建物を紹介しようと思います!

 

ナンバー1:ブエノスアイレス国立大学・法学部キャンパス

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アルゼンチンで最大の国立大学であるブエノスアイレス国立大学。

そして法学部キャンパスはアルゼンチン映画のロケ地としても有名です!

市内観光をすると必ず前を通るはずの観光名所。

 

大学のキャンパス、しかも法学部なのでなかなか入れる印象のないこの建物。

今回は「夜の博物館」で入ってみました!

 

キャンパス内には2015年に行われた大統領選挙のディベートのスタンドや、
主要の大広間などを訪問。

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その中でも大きなプールがあることに普通にびっくりです!

元々法学部キャンパスはこの建物ではなく、
いくつか点々として建物が引っ越しがあったそうで。
前のキャンパスの建物もヨーロッパ風の建物で素敵!

またこの壁画はアルゼンチン大学制度改革(1918年)の様子を描いたもので
この改革に多くの国が賛同・協力してくれたそう。
壮大なアルゼンチンの歴史。
今はその野望がちょっと薄れてきたけど、常に自分たちの権利を主張できる
アルゼンチン人には本当に頭があがらない。

こういう壁画からもそんなアルゼンチン人らしい国民性がうかがえるよね。

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ナンバー2:水道宮殿(水道会社兼浄水場?)

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コルドバ大通りのそばに位置する水道宮殿。

何がすごいかって、いつもあの建物のすばらしさ。装飾。

素敵すぎていつもため息が出ちゃうほど。

https://www.instagram.com/p/BqHuELBj8wZ/

#lanochedelosmuseos に行ってきた!#palaciodeaguas と#laprensa バージョンをお届け。水道局博物館ではアルゼンチンの水道の歴史や公衆衛生の歴史などが展示。ブラックライトで見せる蛍光ペンアートも面白い!プレスセンターでは黄金の間 salón dorado へ。#nochedemuseos #argentina #buenosaires #palaciodeaguascorrientes #palaciodeaguasargentinas

 

中に入れば博物館があり、水道設備やトイレ、下水などの
システムがわかりやすく展示されていましたが、
私にとってはいつも通りスペイン語を読むのが面倒なのでモノだけ見て
終わりですがなかなか面白かったです(笑)

 

水道局なので個人情報の入った箱(多分昔の)が展示されていたり、

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アクティビティでブラックライトを蛍光ペンで書いたカップを並べて展示したり。

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フォトジェニック的に面白かったですね♪

 

ナンバー3:国立中等学校(ちょっと確認します…)

こちらは腰休めですが、結構有名な国立学校で、

元々は女子高だったとか。

昔ながらの勉強机などがあり、昔のアルゼンチンの教育制度が垣間見えたり…

図書館は美女と野獣に出てきそうな階段の図書室でかわいい!

ここではお腹が減ったのでエンパナーダとパンチョ(ホットドッグ)を食べました(笑)

 

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ナンバー4:ラ・プレンサ(プレスセンター)

プレスセンターは5月通りに面してある建物で、
文化センターとも呼ばれる場所に行ってまいりました!

毎朝通勤時に前を通ることのあるプレスセンター。

建物もヨーロッパ風で5月通りを華やかにしている印象のある建物だったので
いつか、いつか、入ってみたい!と思っていたら、
今回の夜の博物館で入れる…!!やった!

表はこんな感じの建物。多分、ブエノスアイレスに来たらちょっと気になる建物。

ちょうどカビルドの右正面。

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参照:https://www.nueva-ciudad.com.ar/notas/201808/38369-proponen-hacer-un-museo-de-medios-en-el-edificio-de-la-prensa.html


コンサート会場でもある黄金の間 サロン・ドラード

 

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ナンバー5:市議会議事堂(Legislatura de la ciudad Autonoma de Buenos Aires)

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前回は国の国会議事堂でしたが、今回はブエノスアイレス市の議事堂へ。

この建物はいったい何なんだー?

Legislaturaって書いてあるけど、宗教系なのか?と思っていた私がばかだった(爆)

現在も利用されている市議会議場はまるで教会のような内装で。

建築は基本的にシメントリ―(左右対称)が一般的な装飾になっているそうで。

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もうヨーロッパ風というよりもお城!

出席には指紋で確認を取るそうです。ハイテク!

また賛成派ボタンや反対派ボタンは机の中にあるんだとか。

それぞれの議員の名前は金属製プレートに名前を彫って座席に貼ってあるんだそう。

 

エビータの書斎室や、博物館も併設。

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国会議事堂には負けますが図書館も素敵♡

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グループで行動して説明を聞くのって本当に大変なんですよね。

兎に角、図書館はいつでも一般市民は使えるらしい!(笑)

 

そのほかにもコンサートなどを聞く黄金の間サロン・ドラードってやつもありました!

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旦那氏の話によれば、時計台のほうにも上れるらしい…行きたい!

 

このイベントに参加するにあたって注意すること

このイベントでは基本的に警察も出ているので
特に夜で歩くことに不安を感じることもないかなと思います。

ただ、やっぱり人のいない場所では物乞いの人や
ドラッグやっている人もいるので若干の注意は必要です。

荷物は最小限に。

自分で管理できる大きさで行動するのが一番でしょう。

公共交通機関は無料で移動できます。

*地下鉄は今回11時30分まで。
あとはバスですがほぼバスは来ませんので11時行こうは博物館が密集している
地帯で過ごすのが一番かもしれません。

あとは一気にタクシーで帰る。

(勝手な判断ですけど、きっとタクシーとバスで何か裏があるんじゃないかなと。)

 

帰りのタクシー代(200から300ペソで十分)
とちょっとした軽食または夕食分(一人400ペソぐらい?)を手にもって、
買い物などは考えず出かけるのがいいかと思います。

 

あと今回はあいにくの雨だったので傘などは誰かに勝手に取られないように、
また展示物を濡らさないように

折り畳み傘+それを入れるビニール袋

を常備で参戦!そうすれば盗まれないし、常に手にもって歩けるので安心ですよ♪

 

実際、私たちもドラッグやってるでしょ、みたいな貧しいおじさんに
「食料のために100ペソくれ」言われました。

おい、100ペソって。(普通はだいたい小銭くれ~の方が多いのに…)

普通にスルーしちゃいました。

旦那氏「あれはドラッグやってんね」

はぁ、そうすっか。

 

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わたしも100ペソ欲しいよん